30男の漬け物ブログ

各地の漬け物や商品のレビュー、漬け物の歴史などを辿りながら魅力に迫るブログです。

おかず系から甘い系まで!通販おやきランキング

こんにちは!「アマチュア漬け物研究家・漬けもナー」です。

 

コロナ禍でなかなか外出ができない今日この頃。

いつか利用しようと狙っていたGoToトラベルも機を逃し、高まる旅行熱を抑えられないでいます。

 

さて、今回は少しでも旅行気分を味わうために、またまた水城漬物工房さんから「お取り寄せ」をしてみましたー!

 

前回の記事では野沢菜漬けを試しましたが、今回は大本命「おやき」を注文。

 

 

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せっかくなので、色んな味を食べたうえで、個人的なランキングをつけてみることにします。

 

外でおやきを頼むと、どうしても安パイな「野沢菜」にいきがちなんですよね……

今回は冒険的にさまざまな味(これはどうなの?みたいなものも……)を頼んでみました。

 

水城漬物工房の注文の仕組み

水城漬物工房でおやきを頼む場合、あらかじめ決められたセットを注文する以外にも、「好みに合わせて組み合わせる」「好きなものを単品ずつ選ぶ」といった方法があります。

 

今回は好きなものを単品ずつ選ぶ方式で厳選しました。

 

ちなみに価格は単品だと基本的に1つ¥196(税込)で、数種のみ¥225(税込)となっています。

 

注文した品はチルドで送られてくるので、結構長持ちします。

冷凍庫にしまっておいて、電子レンジで1分強温めれば、すぐに食べられます。

 

お皿も汚さないので、おやつや夜食、つまみが一品足りないときにはとっても便利です。

 

おやきのラインナップ一覧

さて、まずは試してみた味のラインナップをご紹介。

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おやきは個人的に「おかず系」と「甘い系」に分類できると感じています。

 

調理パンと菓子パンみたいな感覚ですね。

 

おかず系

野沢菜

きんぴらごぼう

・ひじき

・五目豆腐

・切り干し大根

・鉄火なす

 

甘い系

・あずき

・かぼちゃ

 

おかず系では定番の野沢菜から、「ひじき」「鉄火なす」など全部で6品

甘い系では「あずき」と「かぼちゃ」をセレクトしました。

 

ほかには「ネギみそ」「クルミみそ」「さつまいも」がありましたが、食べきれないケースもあるので今回は避けました。

今は後悔しています。

 

甘じょっばい鶏肉とほろほろの豆腐が抜群!五目豆腐が第1位

 

個人的にもっとも美味しかったのは、なんと伏兵「五目豆腐」でした。

豆腐のほかに、鶏肉・さつま揚げをはじめとした9品の素材が甘じょっぱく煮られ、噛むたびにじんわりと味わいが広がっていきます。

 

正直なところ、「おやきに豆腐の組み合わせは口の中がモサモサするのでは?」といった疑問がありました。

 

僕は「ゆで卵の黄身」「水分少なめのじゃがいも」のような、いわゆる「モサモサ系」の食べ物が苦手なので、あまり期待はしていなかったのです。

 

けれども、五目豆腐のおやきは意外にもジューシーで、パリッとした食感の外皮ともピッタリでした!

あとは小さく刻まれた「しいたけ」が良い仕事をしていましたね。

 

素朴な甘みのかぼちゃが第2位

 

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第2位は「栗かぼちゃ」と生あんを混ぜた「かぼちゃあん」のおやきでした。

個人的に素晴らしいと感じた点は、少し使われている醤油です。

 

この醤油によって、かぼちゃの飽きのこない甘さが引き出され、自然と次の一口にいってしまう仕掛けになっているんです。

 

今回あまり甘い系のおやきには期待をしていなかったのですが、予想をはるかに上回る美味しさにビックリ!

 

この分だと、「さつまいも」も絶対に当たりだったはずなので、後悔の念がさらに膨らみます。

 

意外や意外!甘辛の鉄火なすが第3位

 

鉄火なすの特徴は、水城漬物工房さんのホームページによると、「なすを信州みそで甘辛く炒め、隠し味の唐辛子がほど良くピリッと効いています」という点にあります。

 

その言葉通り、おやきの外皮と中身の甘辛い味付けがなんとも言えないハーモニーを生み出していました。

 

そもそも、鉄火なすは信州でよく食べられている「なすの砂糖&みそ炒め」のことで、信州みそを使った郷土料理に近いものだそうです。

 

もともと、ごはんのお供としての能力が高いので、小麦粉を使用したおやきとの相性が良いのもうなずけます。

 

定番の野沢菜がトップ3に入らない大混戦!おやきランキングの総評

 

実食してみると、おやきの大定番であるはずの野沢菜はトップ3に入らず、あまり馴染みのない五目豆腐や鉄火なすが上位に入る大混戦となりました。

 

ある意味では野沢菜が1つの基準となっていて、それより美味しいかどうかで選出したためだと思われます。

 

水城漬物工房さんのおやきの特徴としては、「皮を限界まで薄くして具をぎっしり詰める」「具材は6時間しっかり煮炊き」の2点があげられるので、野沢菜以外の具材もとっても美味しく感じられたのでしょう。

 

ほんとに「一口目からすぐに具材」といった感じでした……!

 

野沢菜のおやきよりも美味しいと感じたものが3つもあったので、漬けもナーとしてはやや複雑ですが、おやきの無限の可能性を覗いた気がして嬉しくもあります!

 

改めてランキングをまとめてみると上位はこんな感じ……

 

1位:五目豆腐

2位:かぼちゃ

3位:鉄火なす

4位:野沢菜

5位:きんぴらごぼう

5位:あずき

 

特に五目豆腐は、お酒のおつまみとしてとても有能で、見事に先入観を打ち破る名品でした。

 

なお、あくまで個人的なランキングなので、好みによってランキングは人それぞれになるはずです。

 

甘いものが好きな人は「あずき

よりご飯のおかず感を求めるなら「切り干し大根」や「ひじき」

なんかも美味しいですね。

 

水城漬物工房さんのおやきは、ほとんどが「賞味期限180日」と長持ちするので、色んな味を半年分まとめて頼んでおくのもアリですね。