こんにちは!「アマチュア漬け物研究家・漬けもナー」です。
先日、近所のナカザワさん(仮名)ご夫妻から、酒好き仲間が集まる食事会に招待していただきました。
お酒大好きナカザワさんご夫妻と、同じくお酒大好きな僕。
年齢が大きく離れているうえ、共通点はそれだけなんですが、ひょんなことから接点が生まれて、今ではすっかり可愛がってもらっています。
ビールのお供にピッタリ!きゅうりの酢漬け
いくつかお酒を用意してナカザワさん家へあがると、食卓にはすでに美味しそうな手料理が並んでいます。
「ではさっそく」
と、挨拶もそこそこに乾杯の音頭がとられ、楽しい食事会が始まりました。
さすがは料理上手なナカザワさん。美味しそうなリブロースをはじめ、煮物やら揚げ物やらが並んでいます。
しかし、僕の視線はリブロースの隣に鎮座しているきゅうりの漬け物に釘付けになっていました。
仲間たちが意気込んでリブロースに手を付けるなか、僕は迷わずきゅうりの漬け物に箸を伸ばし、早速いただきました。
「これはうまい!」
それほど塩辛くはなく、お酢のサッパリとした味わいと鼻に抜けるごま油の香りが絶妙にビールに合います。
揚げ物の脂っこさを打ち消すのには、うってつけの一品だと言えるでしょう。
気になる酢漬けの手順
僕は「あ、これは一人で食べきってしまう」と思ったので、ペースを落とすためにもナカザワさんに質問をすることにしました。
「これどうやって漬けてるんですか?」
という質問にナカザワさんが答えてくれた方法を要約すると、
- 適当な大きさに切ったきゅうりにお酢と塩・砂糖少々・チューブのにんにくを和えてビニール袋に入れる
- 軽く手で揉みほぐす
- 一日ほど寝かす
- 皿に盛りつけたら、ごま油を少し垂らして混ぜる
といった手順だそうです。
非常に簡単! 何よりお酢が入っている分、あまり塩を使わずに済みます。
僕は漬けもナーであるとともに、かつてはお酢大好きな「お酢シスト」を名乗っていたくらいなので、この漬け物はどんぴしゃりで好みに当てはまりました。
「目分量で適当に作ったのよ」
とおっしゃっていましたが、きゅうり5本に対してお酢が大さじ2くらいという手がかりはつかめました。
その会話をきっかけに、お腹が膨れ始めた周りのみんなも漬け物に手を伸ばすようになっていきます。
食事の時間が進むごとに、だんだんと脇役から主役へとのし上がっていくのが、飲み会における漬け物の役割なのでしょう。
自分でも漬けてみた!思い知った漬け物道の奥深さ
そして、楽しい食事会が終わったところで、僕はあることに気が付きました。
しまった!写真を撮り忘れた!!
せっかく紹介したい漬け物と出会えたのに、食べることに夢中で記録を撮り忘れてしまったのです。
というわけで、入手したレシピと薄っすらとした手がかりをもとに、自分でも漬けてみました!
前日の夜に手で軽く揉みほぐすだけで、次の日の夜にはしっかりと漬かっています。
やはりお酢の効いたさっぱりとしたうまさがあり、和食でも洋食でも中華料理でもビールでもワインでもいける万能漬け物ですね。
けれども、ナカザワさんのとは少し味わいが異なるような気もしました。
お酢が強すぎたのか、砂糖が少なすぎたのか……
ごま油の香りで後味は良いのですが、最初に食べたときほどの衝撃はなかったのです。
漬け物道は奥が深いですね。
少し条件が違うだけで、思ったような味付けにならないのが面白いところ。
今後もさまざまな出会いを大切にしながら、漬け物道を歩んでいきたいと思います!
最後に、今回は独断と偏見で五段階評価したものを載せてみます!
あくまで個人的な見解なのですが、いつか振り返ってリベンジができるように……笑